近年企業間で導入が進んでいる「SMS」、SMSは主にマーケティングのツールとして注目され始めています。

そこで、メールとSMSの違いにおいて「メールはアドレス宛に送るもの」「SMSは電話番号宛におくるもの」となんとなく違いは分かるけれど具体的な機能の違いや使い分け方が分からないという人は多いです。

また、「SMSは昔からあるものなのに何故最近話題になっているのか」「メールというメッセージツールが既にあるのに何故SMSが使われるのか」という疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、メールとSMSの機能や使い方を解説するとともに皆様が抱える疑問を解決していきます。

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【SMS】

●機能

SMSは、携帯電話で短いテキストメッセージのやりとりできるサービスです。携帯端末同士でメールのやり取りができます。メールと違う点は、アドレスではなく電話番号を宛先に使うことです。その為、電話番号さえ知っていれば相手にメッセージを送ることができます。

●特徴

・高い到達・開封率

SMSの到達・開封率は90%にもおよび、メールの開封率20%に比べると圧倒的です。SMSの到達・開封率が高い理由としては3点挙げられます。

①プッシュ通知に設定されているため気づかれる可能性が高いこと
メールやSNSはアプリ内通知にしている人でもSMSの通知は、電話の通知と同様にホーム画面やロック画面に出るプッシュ通知にしていることが多いです。その為、メッセージに気づいてもらう可能性が高くなります。

②他の広告に埋もれにくいこと
現在、多くの広告はメールで送られます。メールはお客様の元へ沢山来るため、自社の広告やお知らせは他の広告に埋もれがちです。しかし、あまり販促などに使われていないSMSでメッセージを送れば、自社のメッセージが他の広告に埋もれることはありません。

③アドレス変更などによるメッセージの未到達を減らせる
SMSは、電話番号あてにメッセージが届きます。その為、電話番号変わらない限りメッセージを相手に届けることができます。メールアドレス等に比べて、電話番号が変わることは少ないです。「お客様のアドレスが変更していたからメッセージが届かなかった」といったメッセージの未到達を減らすことができます。

近年では、以上のようなSMSの「高い到達・開封率」が注目され、企業間での導入が進んでいます。

・料金形態

メールなどは月額制なのに対し、SMSは一通あたり8~12円と、従量課金制であるとことには注意が必要です。1通送るごとに料金が発生するため、むやみに大勢にメッセージを送ることはできません。

●SMSの使われ方

SMSは予約確認の連絡から、不在電話のフォローなど非常に多様な使い方がされています。ここでは、その一例を紹介します。

-予約確認

飲食店などでネット予約がされた際、お客様に予約日のリマインドやキャンセルする場合の手続き方法等を配信します。予約のリマインドや、キャンセル手続きを送ることで無断キャンセルされてしまうことが減ります。

-商品入荷の連絡

商品の発送状況や到達時間などをSMSでお客様に送ることで、配達時のお客様の不在を防ぐことができます。これにより、配送におけるロスを削減できます。

-不在電話のフォロー

SMSはコールセンターでも活用できます。コールセンターにお客様が電話をかけた時、担当者が不在であったり、多くのお客様が一斉に電話をかけてきたことにより待ち時間が生じてしまうことがあります。

その時には自動応答システム(IVR)とSMSを連携させることで、担当者不在時や電話が込み合った際に「後ほどオペレーターからお電話させていただきます」という旨をSMSで送信することができます。

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【メール】

●機能

メールとは携帯電話やパソコンなどの情報機器同士で専用のメールソフトを使い、情報をやり取りする機能です。メッセージなどはアドレス宛に送られます。

●特徴

・写真、ファイルの添付が可能

メールの最も大きな特徴は、画像やファイルを添付して送信できることです。フリーのメールでは1通あたりおおよそ25MBまで送ることができます。多くの情報や複雑な情報を相手に送りたいときに最適なツールになります。

・低コスト

メールはSMS、電話などの媒体と比較しても低コストです。また、送る人が多くても料金が加算されるということはありません。大量にメッセージを送ってもコストはあまりかからないため、多くの人に頻繁にメッセージを送りたい場合に向いているツールになります。

【SMSとメールの使い分け】

●各ツールの特徴

SMSとメールの特徴をわかりやすく、以下の表にまとめました。

SMSメール
到達・開封率×
送信にかかる料金
送信できる情報量

●SMSが向いているシーン

 ・緊急度が高い・絶対に読んでほしいメッセージを送るとき

SMSは、圧倒的な到達率・開封率から確実に届けたい情報を送る際に有効です。例えば、お店の臨時休業のお知らせや商品の配送情報など「届いていないとお客様が困ること、もしくはお客様に知っておいてもらわないと店側が困ること」情報を送る際に有効でしょう。

 ・簡単な内容を送るとき

SMSは時数規制があり、ファイルも添付できません。その為、画像や詳細な情報をではなく、シンプルなお知らせをする際にSMSを使うことをお勧めします。

このような理由から、SMSは「簡潔な情報を確実に届けたい」際に有効なコミュニケーションツールです。このような特性を踏まえ、多くの事業者はSMSをリマインド等のお知らせに活用しています。

●メールが向いているシーン

 ・多くの情報を伝えたいとき

 上記の通り、メールでは画像やファイルの添付が可能です。例えば画像を用いてお店のキャンペーンを行う時や商品の明細を送る時にはメールが向いているといえるでしょう。

 ・大勢に送りたいとき

 メールは何人に送ってもコストは変わりません。また、大人数に一斉でメールを送ることができるため、手間もかかりません。ですので、販促などすべてのお客様に向けて同じメッセージを送る際にメールは最適な手段です。
このような理由から、メールは「沢山の人に多くの情報を届けたい」際に有効です。

【賢いマーケティングツールの選択で顧客とのタッチポイントを増やそう】

 SMSとメールでは特徴が大きく異なるため、自社がお客様にメッセージを送る際の効用を最大化させるためにも用途に合わせたツールの選択が必要になります。

自社が何を発信したいかを明確にして、それに合ったマーケティングツールを選択しましょう。

SMSをマーケティングツールとして活用する際には、弊社でもSMSサービス「絶対リーチ(https://aicross.co.jp/zettai-reach/)」を行っていますので是非弊社のサービスをご利用を検討してみてください。

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