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APIの使い方を徹底解説! 連携方法やメリット・デメリットも紹介

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「APIが使えるとなにかと便利らしいが、意味や使い方が分からない…」
「具体的なメリット・デメリットを知りたい」
そんな悩みを抱えていませんか?

APIは、自社でアプリを開発しているならもちろん、ビジネスパーソンなら全員が知っておいて損はない技術です。
なぜなら、他社サービスと手軽にWin-Winの関係を築け、顧客満足度の向上や低コストでのサービス展開なども目指せるからです。

そこで今回、APIの使い方や実装方法、メリット・デメリットなどを分かりやすく解説していきます。

【APIを連携するとはどういうこと? 使う意味を解説】

APIの使い方やメリットを理解するにあたって、API自体についての理解が必須になります。
稟議を通したり、プレゼンをしたりするときにも説明が必要になるでしょう。
そこで、以下の順番でAPIや連携の意味を解説していきます。

  1. APIとはアプリ同士のやり取りを可能にすること
  2. API連携とは実際にアプリ同士を連携すること
  3. API連携の具体例

それぞれ分かりやすく解説していきたいと思います。

●APIとはアプリ同士のやり取りを可能にする接点のこと

簡単に説明すると、APIとは「異なるアプリが互いの機能(プログラム)を共有するための接点」です。

異なるアプリで互いの機能を共有したい場合とは、たとえば「Aというアプリにαという機能があれば便利」といった場合です。
自社でゼロから「α」という機能を開発するのは、時間や費用といった開発コストがかかります。

しかし、すでにαという機能をもったアプリBの機能を自社アプリAで活用できれば、開発コストをなくせます。
もちろん、なんの準備もなしに異なるアプリ間でデータや機能をやり取りするのは不可能です。
そこで必要となる専用の接点に名付けられたのが、API(Application Programming Interface)なのです。

なお、APIはアプリ開発をしていない企業にとっても有用なものです。
自社で使っているアプリに欲しい機能を追加したり、機能を強化したりといったことを手軽にできるためです。
どの企業でもおこなっている、集客やマーケティングといった業務をより効率的にできるようになります。
したがって、どんな企業もAPIの活用は積極的にしていくべきだと言えます。

●API連携とは実際にアプリ同士を連携すること

「APIを連携する」とは、実際にAPIを活用してアプリ同士を連携し、新しい機能を実装したり既存機能を強化したりすることを意味します。

すでにAPIを利用して連携するのが一般的になっている有名アプリの場合、連携は数分程度で完了できる場合もあります。
しかし、自社開発のアプリにAPIで他社の機能を実装するには、事前作業が必要になります。
詳しくは後述する「APIの実装手順を4ステップで紹介」で解説しているため、参考にしてください。

なお、他のアプリと連携すると言うとセキュリティ面での懸念を感じるかもしれませんが、APIキーという暗号化された文字列を使うため、セキュリティ性の担保は可能です。

●API連携の具体例3つ

API連携の具体例としては、特定のサービスにログインする際に、別サービスであるGoogleやYahoo!のアカウントなどで代用できる、といったことがあげられます。
業務をより円滑にしたり、ビジネスの規模を拡大できたAPIの使い方としては、以下があげられます。

  • Uber
  • Twitter
  • SNS認証

自社でアプリ開発している場合はもちろん、集客の効率をアップしたい場合においても参考になるため、各事例の詳細を解説していきます。

・Uber

タクシー配車アプリであるUberのAPIを利用して、業務を効率化したホテル業界の企業があります。
タクシー手配をよく依頼されるホテル側からすれば、顧客にUberを利用してもらえれば業務を効率化できるわけです。

具体的なAPIの使い方としては、顧客がホテルにいる際にUber上の配車ボタンを押すだけでタクシーが現在地まで来てくれるというものです。

顧客からすれば、ホテルのフロントにタクシーの配車を依頼するよりも手軽であり、ポイントが貯まるといったメリットがあります。
そして、ホテル滞在時にUberを利用してもらえれば、ホテルとしてもUberとしてもメリットがあるため、関係者全員が得をする体制を構築できました。

・Twitter

大手SNSであるTwitterもAPIを提供しています。
APIの使い方としては、たとえば特定キーワードを含んだTweetに自動でいいね!をしたり、分析に活用できたりするというものです。
SNSマーケティングの業務効率化や成果を早く出すといったことに期待できます。

・SNS認証

FacebookやInstagramといった大手SNSはAPIを提供しており、他サービスへのログインを省略できるAPIの使い方ができます。
また、サービス利用開始時に必要なアカウント情報をSNSに登録している情報で代用するといった使い方も可能です。
自社でログインが必要なWebサービスを展開しているなら、ぜひとも活用したいAPIの使い方です。

【APIを使うメリット4つ】

APIを連携して得られるメリットとしては、以下4つが代表的です。

  • 簡単に多くのサービスを提供しつつコストカットが可能
  • 他社データの二次利用が可能
  • サービス利用者の利便性アップ
  • セキュリティ性の向上

各メリットの詳細を解説していきます。

●簡単に多くのサービスを提供しつつコストカットが可能

自社アプリを提供している場合、コストを抑えながら多くのサービスを簡単に提供できるのが、API連携の大きなメリットです。
ゼロからアプリの機能を作ったり強化したりする必要がなくなるためです。
開発にかかる時間や費用を大幅にカットできるでしょう。
自社アプリのユーザーから要望が出ている機能がある場合などには、API連携を検討してみると良いでしょう。

●他社データの二次利用が可能

すべてのアプリのAPIで使えるわけではありませんが、API連携先のデータを二次的に活用できる場合もあります。
データの使い方としては、たとえば自社と違う業界でデータを活用してもらって顧客の行動や性質を再発見する、といったことがあげられます。
商品開発や新たな営業方法の発見などに期待できるでしょう。

●サービス利用者の利便性アップ

API連携でサービス利用者の利便性をアップできるのは、多くの人に関係のあるメリットです。
自社アプリにSNS認証ができるAPI連携をすれば、自社ユーザーの面倒な手続きや手間を省けます。
また、自社内で複数のツールを使っていてAPI連携ができるなら、データのやり取りが簡単にできるといったメリットを得られるでしょう。

●セキュリティ性の向上

特に、大手サービスとAPIで連携する場合は、セキュリティ性の向上に期待できます。
たとえば、有名企業のログインシステムをAPI連携で使えるようにした場合は、高レベルなセキュリティ性を実現できます。
多くのユーザーを抱えているアプリのセキュリティは、基本的に高くなっているためです。

【APIを使うデメリット】

API連携にはメリットだけでなくデメリットも存在します。
具体的には、APIの連携先の企業に少なからず依存することです。

たとえば、連携先の企業がAPIの提供を停止した場合、自社開発のアプリや自社で利用しているアプリに何らかの不具合が出る可能性があります。
自社開発アプリや自社で利用しているアプリ外の機能を使っているわけですから、長期にわたって利用できそうなアプリのAPIと連携することを心がけてください。

【まだ連携していない企業におすすめのAPIの使い方3選】

API連携を活用していない場合におすすめできる使い方を紹介します。
具体的な使い方としては、以下3つが特におすすめです。

  • 自社Webサービスと親和性の高いAPIを連携
  • 自社ECサイトと大手モールをAPI連携
  • SMSの活用とAPIの連携

それぞれ詳しく解説していきます。

●自社Webサービスと親和性の高いAPIを連携

自社でWebサービスを展開している場合は、親和性が高いサービスのAPIを活用しない手はありません。
たとえば、特定地域に密着したサービスを展開しているなら、GoogleMapのAPIなどが役に立ちます。
自社で地図アプリを開発せずとも、高解像度で地図を表示したり、ストリートビューを活用したりできます。

●自社ECサイトと大手モールをAPI連携

自社でECサイトを展開している場合は、楽天やYahoo!ショッピングなどのAPIと連携させるのがおすすめです。
自社ECサイトの集客力アップに期待できます。
また、在庫や顧客の購入情報の一元管理なども可能になってきます。

●SMSの活用とAPIの連携

集客や見込み顧客の獲得アップをしたいなら、SMS配信サービスとAPI連携の活用がおすすめです。
まず、SMSはメルマガなどと比べて到達率と開封率に優れ、予約のリマインダーをするといった使い方もできるため、集客や顧客の取りこぼし防止に有効です。

そしてAPIと連携すれば、SMSを自動送信したりラインの通知メッセージと連携したりできるようになり、効率よく顧客にアプローチできるようになります。

なお、SMSの活用には配信サービスを使うのが基本です。
SMS送受信の管理が楽になり、セキュリティ性アップなどもできます。
たとえば「絶対リーチ!」はANAやKIRIN、HONDAなどを含めた4,000社に導入にされている定番のサービスなので、ぜひチェックしてみてください。

【APIの実装方法を4ステップで紹介】

API連携で他社アプリのプログラムを自社開発のアプリに実装するには、以下4ステップが必要になります。

  1. API提供会社に登録
  2. APIキーとシークレットを取得
  3. アプリと連携
  4. 審査を経て実装

各ステップの詳細を分かりやすく解説していきます。

●API提供会社に登録

APIを提供している企業は連携専用のページを用意しており、必要な情報を登録する必要があります。
登録する主な情報は以下のとおりです。

  • アプリの名前
  • 概要
  • アプリのトップページのURL
  • 作業後の戻り先URL
  • APIの使用用途

場合によっては必要情報を登録した後、連携先の企業で審査がおこなわれます。

●APIキーとシークレットを取得

セキュリティ性の担保のために、APIキーとシークレットというものを取得します。
次のステップで必要になるので、控えておきましょう。

●アプリと連携

取得したAPIキーとシークレットを自社アプリに設定します。
審査がない場合は、この段階でAPIを活用できる状態になっています。

●審査を経て実装

審査がある場合は、審査に通った後に実装されます。
基本的に、APIの情報が網羅的に記載されたリファレンスがあるため、参考にしながらAPIを利用してみましょう。

【まとめ:APIの使い方をマスターして自社事業の成長を!】

API連携のメリットや使い方を知れば、自社で応用しない手はないと理解できます。
実際、UberなどはAPIを活用して急速にシェアを伸ばしており、日本でもAPIエコノミーというキーワードでAPIの活用が注目されています。

もっとも、国内でのAPI連携はまだまだこれから。
競合他社に先んじたAPIの使い方ができれば、先行者利益を得られるチャンスがあると言えるでしょう。

そして、API連携は自社開発のアプリやECサイトがなくても活用できます。
SMS配信サービスとAPI連携という使い方が代表的であり、効率的な売上アップが目指せるため、ぜひ活用してみてください。

絶対リーチ